大阪府立懐風館高等学校で高校生に出前講義をしました。
今年で3年続けて行うことになりました。
題目: 身近で活躍する炭素材料 -水をきれいにする材料-
日時: 2015年11月19日(木)13:25-14:35

活性炭の説明をしてから、実際に実験をしてみる。

簡単でも実験を入れると,関心が高くなります。

眠っているのではありません。真横からのぞき込んで観察しています。

楽しんでくれました。
必ず、「どきっ」とするいい質問をしてくれるのが毎回の楽しみです。
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アンケートの集計
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平成27年度 大阪府立懐風館高等学校、懐風館高校セミナー
講義終了後のアンケート
「身近で活躍する炭素材料 -水をきれいにする材料-」(大阪府立大学・武藤明徳)
1.「へぇ~」と思った回数 回
「へぇ~」と思うたび、「正」の字を書いてください。
→ 最高23,最低6,合計138 平均12.5/人 (聴講の生徒数11人)
2.講義の中で興味が持てた点を書いてください。
・活性炭。炭の作り方。どんな活性炭を使うとどれぐらいの量で時間と処理する水の量。
・活性炭は、汚れを集める。穴の大きさで、分子を分けることができる。
・活性炭が吸収すること。少しでグランド分(の面積)ぐらいあること。炭は様々な物質を集める。
・炭の数が多いほど、青色メチレンブルーが早く透明になった。
・炭素一粒あたりサッカーのピッチ分の表面積。
・活性炭の構造。
・工学の内容。
・工学と理学の違い。
・8分の時点で活性炭が4,8個入ったやつが限りなく透明に近い色になっていた。
・炭素1つでサッカーグランドの表面積。
・活性炭は酸素の少ない状態で加熱すればできる。
・活性炭は有機物を吸着させる。
・工学と理学の違いは,工学は実際に実用するための方法を実現する。理学は不明な原理を明らかにする。
・活性炭の表面積。
・活性炭は有機物を吸着させる。
・工学と理学の違い。
・オゾンがなぜいろいろなことを分解できるのか。
・どうやって毒のものと毒でないものを分けるのか。
・もっと工学の内容を知りたい。
・炭の作り方。
・活性炭が有機物を集める。
・活性炭を使って水をきれいにする。
・炭の作り方。
・活性炭が多いほど、きれいな水になる。
・汚い水がきれいな水になるまでの手順。
3.感想を自由に書いてください。
・工学と理学の違いなどがすごく面白そうだった。
・炭素だけで水をきれいにできるというのを初めて知った。
・活性炭という素材をどう活かすか考えたりし、学校の知識をもとにどうやって人々の役に立つかということを知ることができた。
・身の回りのことについて考えていることについて面白そうに思いました。
・いろいろなるほどと思うことがあった。
・科学に興味を持つことができた。
・活性炭によってこんなにも快適に水道を利用できているんだと思いました。
・他にもいろいろな事実を知りたいと思いました。
・とても面白かったです。まだまだ僕には知らないことがいっぱいなんだなと改めて思い知りました。
・自分たちが普段飲んでいる水道水を作る方法などが分かりよかったと思いました。実験を含めた話ですごく聞きやすく分かりやすかったです。今日はありがとうございました。
・実際に自分たちで活性炭を使って水をきれいにすることができたのが嬉しかった。
・炭のことが今日でもっとわかった。自分は機械に行きたいのでもっと工学の方に行きたいと思った。
・短い時間でしたが、実験などしてとても楽しかったです。これからもっと色々と勉強していきたいです。今日はありがとうございました。
以上
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授業計画と準備
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