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2016/07/14

160714  物理化学IIB 中間試験。
査読報告 1件。

昨日の中間報告の要旨,およびスライドのファイルを受領。
それぞれの課題を認識して,精進して欲しい。
次の中間報告時には,これより進化していることを期待しています。
日々の研鑽が大切です。


2016/07/13

160713 研究室中間発表会


研究というものは,そう簡単に進まない。
でも,コツコツと実験を重ねて考えつづければ,時々,ぐーんと進むこともある。
M1の発表を聞いて,どうやら,論文投稿できそうと判断した。
これから,傾斜のある坂道を登ることになるけれど,その覚悟を確かめてみようと思う。
これでM1,3人全員の研究成果をジャーナル(学術専門誌)に投稿することになる。
3人ともさらに研究を進めて,もう1報を来年の秋までに投稿したいと思う。
そうすれば,修士論文が英語で書けることになる。
この夏から,ぜひ,頑張ろう。

2014/06/08

140608 新人OLひなたと学ぶ どんな会社でも評価されるトヨタのPDCA (あさ出版電子書籍)より


【教える側の視点】
「何を教えたか」ではなく、教えた相手が「何ができるようになったか」を重視しており、
できなければ「教えた人が悪い」という考え方なのです。

まず、「人を育てるときに『わかったか』と言ってはいけない」、と教わります。
わかったか、と聞くのではなく、「この人間は十分にわかっている」と目で確認できるところまで教え続けろ、
と言われるのです。

http://amzn.to/1xvffl7



2013/02/10

大阪市立大学特別講義のアンケート結果

2013年1月21日(月)~22日(火) において大阪市立大学にて、大学院生に対して集中講義する機会をいただきました。

内容は、炭素材料とキャパシタ電極に関することが主なところでした。
講義終了後のアンケート結果を記します。

「へぇ~」が多かったのでよかったと思います。
さらに講義の内容に磨きをかけて精進します。

熱心に聴講してくれた学生さんにも御礼申し上げます。





平成24年度 大阪市立大学特別講義

講義中および終了後のアンケート 受講者数 14人

「炭素材料の基本的な考え方と今後の新たな展開」(大阪府立大学・武藤明徳)

1.「へぇ~」と思った回数  のべ 292 回 (最高40回、最低12回)

「へぇ~」と思うたび、「正」の字を書いてください。


「へぇ~」の総数
1人あたりの「へぇ~」の回数
1.炭素材料の物理化学的性質

67
4.8
2.多孔性炭素材料の製造と機能

38
2.7
3.金属-炭素複合材料の開発

27
1.9
4.キャパシタ用炭素電極の開発
 -電解液に注目-
43
3.1
5.炭素材料のモデル化

46
3.3
-電解液に注目-
34
2.4
7.マイクロリアクターによる
炭素材の調製
(講義参加13人)
35
2.7
合計
290
17.9

2.講義の中で興味が持てた点を書いてください。

・炭素に金属を担持できる点。
・活物質を担持させれば面白い電極になりそう。
・界面活性剤を添加すると濡れ性が上がる。
・電極は固体という固定概念を持ってしまっていたので、スラリー電極に驚いた。
・電池に関する知識を持った状態からキャパシタをみると共通点、相違点が明確になりキャパシタの理解に非常に役立った。
・ミクロ孔、メソ孔、マクロ孔などさまざまな手法や原料によって異なる材料の合成を行ってみたいと思った。
・細孔を作る際の賦活具合などによって電解液のぬれ性が変わり、電気化学挙動が変わるところが興味深かったです。
・現在、厚み電極を使うことを目的としている部分もあるので、ぬれ性を考慮していく必要性を感じました。
・吸着量の信頼度。
・測定条件をしっかり分かっていないと数字をうのみにしてしまう危険性があると再認識しました。
・グラファイトの電子電導性がエッジ部分と面部分で異なるということ。
・炭素材料中にイオンが吸着し、状況に応じて凝縮が起こるということ(リチウムイオンの挿入脱離の不可逆性について)
・式を用いて数値的に解析する方法は興味がわいた。特に吸着モデルに関しては授業であまり深く学ばなかったので、後で自分で調べてみようと思う。
・最後の半日、授業を増やしていただきありがとうございました。
・電池とは異なるキャパシタについて少し興味を持った。
・以前からキャパシタ内部ではRedoxが起こっているかどうか気になっていた。
・“白石”といった複雑な炭素の構造があることに感動しました。
・電池と違った特性を持ったキャパシタに興味を持った。
・その電極に使われる炭素は表面積、細孔の大きさによって静電容量が変わり、金属をドープすることで容量が伸びるところが面白いと感じた。
・リチウムイオン電池とキャパシタを併用してキャパシタで大電流に耐える能力を持たせ、小さい電流を充電されたキャパシタから流して電池を充電するという発想は面白いと思いました。
・ミクロで見た細孔の影響考えるというキャパシタとしての炭素電極の話、とても興味深く聞くことができました。ありがとうございました。
・キャパシタと電池(リチウムイオン蓄電池)の違いに興味を持ちました。
・長寿命、高密度、高容量に対してのアプローチの仕方がキャパシタの電池で異なっているところもありますが、非常に似ているなと思うでもあったのでキャパシタについてもさらに学んでみたい、実際に手で触って実験をしてみたいと思いました。
・キャパシタは電池の急速充電器や充放電の補助をしているという話が大変興味深かった。 iPhone 3では3つ、iPhone 4っというように、キャパシタだけでは安定した電圧は取り出せないし、電池だけでは充放電による劣化が著しい場合があるのでお互いの弱点を補えるいい関係であることが分かった。
・多孔性炭素材料の構造。
・金属を感心した炭素複合材料(含浸する順番が重要であること) 。
・細孔開発線図の利用。
・イオン交換樹脂を用いた金属炭素複合材料。
・マイクロリアクターの構造。

以上

2012/12/14

3年生の研究室訪問

今日は突然でしたが、来年4年になって研究室配属になる3年生の訪問を受けました。

配属は、まだ先(4月)のことですが、今から研究室を調べてみるのは決して早すぎません。
自分の将来に関することですから、今のうちにどの研究室はどんな先生がどんなふうに指導するのかを知っておくのは当然です。

僕の場合は、講義の印象と研究室での指導はかなり異なると思います。
(学生にしかわからない。それも研究室を訪問すればわかることです)

学会発表、論文の執筆、定期的な研究報告会などがどのように行われるのか、
それは学生さんの成長に直結するものですから、ほんとうによく調べて、配属先を決めましょう。

今日、訪問してくれた学生さんは、私の研究室を希望してくれているようなのですし、大学院進学も希望しているとかで、ほんとうに楽しみにしています。(気が変わらないでね。)









というわけで、今から「いい研究課題」を準備したいと思います。

日本のエネルギーと資源の問題を解決するテーマです。
これはやりがいあります。ぜひ、一緒にやりましょう!



(毎年、今頃から4月からの始める4年生のための卒業研究のテーマを準備するのですが、やっぱり、実際に来てくれて顔を見ると、ワクワクした気持ちで準備ができます。そういう意味では、実際に希望が叶うかどうかは別にして、早いうちから希望する研究室に挨拶(顔を出して)しておくことは、よいことだと思います。)




2012/11/13

「へぇ~」を与え、「へぇ~」を感じとる

来週、高校で出張講義を行います。
聴いてくれる生徒は、1、2年生で約30人ぐらいのようです。
炭素材料の話をする予定ですが、どのようなストーリーするかあれこれ考えています。

難しいことをいうよりも、「へぇ~」と思ってもらうことにしました。


 「へぇ~」の中には感動があり、もっと知りたいという行動が生まれると思うからです。

70分の講義のうち、正味は60分で、10回の「へぇ~」を目指すことにしました。
講義終了後のアンケートにも書いてもらうつもりです。


と思ったら、この手法、大学の講義でも使えるのはないと思いました。

そこで、明日の講義は「へぇ~」と思える場面を、急遽加えることにしました。

話す人は「へぇ~」を与え、聴く人は「へぇ~」を受け取る(感じとる)ことがいいと思います。

誰もが話す人になり、また聴く人にもなりますので、そういうマインドを準備する(習慣づける)ことが大切です。そういう雰囲気づくりも研究室には必要かなと思いました。








2012/11/05

山中先生の英語講演

今日は研究に関する本を生協に注文したら、偶然にも新刊としてすぐに入荷しました。
ラッキーでした。

今日は、ツイッターで山中先生の英語講演が紹介されていました。

http://kashino.tumblr.com/post/33933534970





山中先生のヒストリーやジョークがあって面白いし、同僚を紹介し感謝するところは
非常に参考になりました。

正直言って英語はそんなに流暢に聞こえないが(私にはわかりやすい)、
もちろん内容は当然のことだが、人柄というか、一生けん命というか、
そういうものが大切なのだと思える。

Lasker Lecture: Dr. Shinya Yamanaka, 2 of 3 - YouTube http://p.tl/MUbn


何回も見返したい講演である。

それにしても、you tube って、いいですね。
こんなお手本になる講演にいつでも繰り返し聴き見ることがでいるのだから。



2012/11/03

すべてのことは誰かと行う「プロジェクト」

今日はよい天気でした。
フェイスブックを見ていると、友人たちが公私にそれぞれ活動しています。
共通しているのは、一人ではなく誰かと何かをやっていること。

一人で食事するとしても、その食材は多くの人の手がかかっていますし、
食べた後のゴミはゴミ箱に捨てても、その後誰かの手を経て処理されます。

すべてのことは誰かと行う「プロジェクト」と考えれば、自分ができる貢献と
目の前の人、見えない誰かにも感謝の念がわいてきます。



2012/11/02

頼もしい「見守り隊」

明日から大学祭で、今日はその準備で講義はなし。
大学中が活気に満ちていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

勤務校の近くに小学校があります。
周辺では緑の見守り隊のボランティアが、あちこちに立って登校する子供たちの安全に気をつかっています。

校門前では信号はありませんが、子供たちも友だちとで出あって挨拶したり、急いで道路をわたっりしています。

ここにもボランティアのおじさんがいます。
私が挨拶し続けても、あいさつを返してくれませんし、どちらかと言えばうわの空です。
しかし、子供にはしっかりと声をかけています。

なんだか、いやだなぁ思っていましたが、最近、わかりました。

おじさんは、子供の安全だけを考えているようです。
自転車や自動車と子供の様子を真剣に見ているようなのです。

そう気がついてからは、おじさんには邪魔にならないように会釈だけしてそばを通るようにしています。

 頼もしい「見守り隊」です。






2012/11/01

小さい作業を積み上げる

今週末は大学祭です。

学内のあちこちでモニュメントができつつあります。
ある鳥のオブジェは、2か月ぐらい前から針金の骨組みを小さいパーツから作っていました。
(最初は、何をしているのかよくわからなかった。)

だんだんと出来上がるにつれて、「鳥(白鷺?)」であることがわかりました。

雨が降る、台風が来る、などいろんなことがありましたが、着々でできる様子が楽しみになってきました。

「何があろうと、当日までにはきちんと仕上げる。」

そんな心意気が、最初の小さい作業のときからあったにちがいありません。

今週末の大学祭がよい天気に恵まれることを祈ります。

2012/10/31

小さいちょっとした質問が大切

今日の講義は、来週の中間試験前の講義でした。
講義終了後は、いつもより多い学生さんが質問にきました。

たいていは、一言、二言で終わるものばかりでした。

だから、大したことないとは思いません。

僕に質問しようと頭を多少整理して、「言語化(テキスト)」しているのが、よいのだと思うのです。
もやもや感を、一旦、外に出すプロセスが、理解を助けると思います。

そこのところへ、アドバイスを少しすれば、「あっ、そういうことなんだ」と一気に進むのですね。

試験前とはいわず、毎日、「ちょっとした質問」を続ければきっとよいのだと思います。


2012/10/30

4年生も報告用の図の書き方が、ずいぶん上手になってきました。

今日は11月に行われる全学避難訓練の説明会がありました。

その後、研究室内で週次報告会をいたしました。

4年生も報告用の図の書き方が、ずいぶん上手になってきました。

これならあと少しで卒業論文用のデータが、投稿用の図面として使えるところまで行けそうです。

研究室に配属になったときは、プロット、軸などの作法がわかっていませんが、

知的な科学・技術文章の書き方―実験リポート作成から学術論文構築まで: 
中島 利勝, 塚本 真也: 本.

読ませて、特に「作図力学」を練習してもらいます。

白黒だけで、自分の伝えたい図を描くのは相当によいトレーニングになります。

先輩(大学院生)は、そんなことを当たり前にやってのけてますから、よいお手本となっているようです。

どのような環境にいるかが重要ですね。
研究室を選ぶ時には、そんなことも参考しましょう。




2012/10/29

質問する

今日はある講演(外国人)の研究者の講演を聞きました。

90分の時間のうち、彼がしゃべるのは60分。
質疑応答は30分でした。

彼の中では、質疑応答があって講演が完了すると思っているようです。
それで、十分な質疑応答の時間を確保していました。

質問を受けると、
It is good question.
your question is important.

などと、言ってどんな質問にもにっこりと答えていました。

ふと、イチロー選手の言葉を思い出しました。

「あのピッチャーは苦手なピッチャーですか?」
 「いえ、彼は自分の可能性を引き出してくれる素晴らしいピッチャーです。」
 「だから自分も彼の可能性を引き出せる素晴らしいバッターになりたいです。」

質問することで自分の可能性を引き出してもらう、
質問することによって相手の可能性を引き出すお手伝いをする。

そんなことを思いました。