2016/03/20

160320 卒業研究と卒業論文の意味 (その1)


卒業研究のテーマを決めるとき,それから途中でも,確認することがあります。
次のどっちの研究実験をやりたい?

(1) どの結果になるか全くわからないテーマ。かっこいい考察ができることも期待できなくて,もしかすると目に見える成果はゼロ。
(2) だいたい結果は予想できているテーマ。かっこいい考察ができることが期待できて,過去の報告ともよく合致する成果が出そう。

(1) は労多くして,成果ゼロならかっこ悪いし,なさけないです。アルバイトしている時間も活力もありません。研究と勉学に没頭します。
(2)の方が断然,かっこいいし楽です。アルバイトもできます。好きなように学生生活をエンジョイできます。

幸か不幸か,私の研究室を選んでくれたすべての学生は(1)を選んでくれます。
それなら・・・・,ということで(1)にあたる研究テーマを,<私と共に>取り組むことになります。価値ある成果が出れば,学会発表し,学術論文にします。
私と一緒に考え抜こうではありませんか。
期待しています。

(2)は,学問的には何の価値もありませんから,単位を取得できますが学会発表は致しません。

どんな研究室生活をしたいですか。

0 件のコメント:

コメントを投稿