160321 卒業研究と卒業論文の意味 (その2)
研究能力がなくても結構です。指示通りに動いてくれる学生を希望しますとおっしゃる企業様が時々いらっしゃいます。
指示は指示で守るのは当然ですが,研究能力がなくてもよいとか研究の経験がなくてもよいとかいうお言葉には賛成しかねます。
成果があるかないかよくわからないことに対して,実験データと知識を論的に組み合わせ,
とにかく結論としてドキュメントにすることは,どのような生産プロセスの開発,改善には必要なことです。
このトレーニングには,卒業研究や修士課程の研究はよく合っています。
学生は,<真剣に対応すれば>その経験が将来必ず役に立ちます。
トレーニングと言っても,われわれ教員には大切なことで命をかけていますから,それなりの覚悟をもって研究室活動をしてもらいたいと思います。もちろん,学生にもそれ相応の大きなリターンがあります。
2016/03/20
160320 卒業研究と卒業論文の意味 (その1)
次のどっちの研究実験をやりたい?
(1) どの結果になるか全くわからないテーマ。かっこいい考察ができることも期待できなくて,もしかすると目に見える成果はゼロ。
(2) だいたい結果は予想できているテーマ。かっこいい考察ができることが期待できて,過去の報告ともよく合致する成果が出そう。
(1) は労多くして,成果ゼロならかっこ悪いし,なさけないです。アルバイトしている時間も活力もありません。研究と勉学に没頭します。
(2)の方が断然,かっこいいし楽です。アルバイトもできます。好きなように学生生活をエンジョイできます。
幸か不幸か,私の研究室を選んでくれたすべての学生は(1)を選んでくれます。
それなら・・・・,ということで(1)にあたる研究テーマを,<私と共に>取り組むことになります。価値ある成果が出れば,学会発表し,学術論文にします。
私と一緒に考え抜こうではありませんか。
期待しています。
(2)は,学問的には何の価値もありませんから,単位を取得できますが学会発表は致しません。
どんな研究室生活をしたいですか。
2016/03/19
160319 そろそろ,次年度のテーマを書こうか。
研究テーマは,
(1) マイクロリアクター関連(MR)
(2) 炭素材料関連(Carbon)
です。
マイクロリアクターは,従来の化学プロセスの一部を置き換えるぐらいに生産手段として期待されていますし,一部では実用化もされています。
来年の私の研究室では,
1) スラグ流(液液交互流,気液交互流)のユニークな点を活かして,抽出プロセスの開発を目指します。
すでに私の研究室の成果は,実用化プロセスとして装置設計に使ってもらっています。
2) エマルジョンの解乳化のための電場を利用した新規な装置を開発します。
論文投稿,特許出願を終え,企業様からの問い合わせが多くなってきました。
実用化と合わせて,学術面からも探究を深化させます。
炭素材料関連は,主に電気二重層キャパシタとリチウムイオンキャパシタの電極を開発しています。
エネルギー問題の解決には蓄電装置が重要で,特に電極はその要素材料として大切です。
すでに実用化されていますが,さらなる性能を向上させるため,材料開発の面からの研究を続けています。
来年の私の研究室では,
1) バイオマス・市販工業製品を原料とした電極の開発を深化させます。充放電の電流特性を解析することは,多孔材料中のイオンの移動を手にとるようにわかります。
実用化と合わせて,多孔材の移動現象の解析を行い学術的な観点からも成果を出そうと思います。
2) マイクロリアクターで電極材料を創製しようと考えています。どのようにするかは,ここでは控えます。
修士1年生は3人います。(MR; 1人,Carbon; 2人)
学部4年生は,上記の4つのテーマを用意しています。
質問があればいつでも連絡してください。
2016/01/08
報告書,論文などのチェックリスト
そろそろ,文書を書き始めるころと思います。
内容も大切ですが,見た目も大切です。
基本中の基本のチェックリストを作ってみました。
プロセッサーの機能を上手く使うと,モレヌケが激減します。
参考になさってください。
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数字,アルファベットは半角にする; ワードには一括変換コマンドがある
フォントは指定のものを使う(指定されていなければ統一) (明朝,TMR),(メイリオ,Arial, Segoe)
「,」と「、」が混在していないか 「,」に統一する; 検索と置換コマンドを使う
2015/11/19
大阪府立懐風館高等学校 懐風館高校セミナー(出前講義)
大阪府立懐風館高等学校で高校生に出前講義をしました。
今年で3年続けて行うことになりました。
題目: 身近で活躍する炭素材料 -水をきれいにする材料-
日時: 2015年11月19日(木)13:25-14:35

活性炭の説明をしてから、実際に実験をしてみる。

簡単でも実験を入れると,関心が高くなります。

眠っているのではありません。真横からのぞき込んで観察しています。

楽しんでくれました。
必ず、「どきっ」とするいい質問をしてくれるのが毎回の楽しみです。
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アンケートの集計
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大阪府立懐風館高等学校で高校生に出前講義をしました。
今年で3年続けて行うことになりました。
題目: 身近で活躍する炭素材料 -水をきれいにする材料-
日時: 2015年11月19日(木)13:25-14:35

活性炭の説明をしてから、実際に実験をしてみる。

簡単でも実験を入れると,関心が高くなります。

眠っているのではありません。真横からのぞき込んで観察しています。

楽しんでくれました。
必ず、「どきっ」とするいい質問をしてくれるのが毎回の楽しみです。
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アンケートの集計
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平成27年度 大阪府立懐風館高等学校、懐風館高校セミナー
講義終了後のアンケート
「身近で活躍する炭素材料 -水をきれいにする材料-」(大阪府立大学・武藤明徳)
1.「へぇ~」と思った回数 回
「へぇ~」と思うたび、「正」の字を書いてください。
→ 最高23,最低6,合計138 平均12.5/人 (聴講の生徒数11人)
2.講義の中で興味が持てた点を書いてください。
・活性炭。炭の作り方。どんな活性炭を使うとどれぐらいの量で時間と処理する水の量。
・活性炭は、汚れを集める。穴の大きさで、分子を分けることができる。
・活性炭が吸収すること。少しでグランド分(の面積)ぐらいあること。炭は様々な物質を集める。
・炭の数が多いほど、青色メチレンブルーが早く透明になった。
・炭素一粒あたりサッカーのピッチ分の表面積。
・活性炭の構造。
・工学の内容。
・工学と理学の違い。
・8分の時点で活性炭が4,8個入ったやつが限りなく透明に近い色になっていた。
・炭素1つでサッカーグランドの表面積。
・活性炭は酸素の少ない状態で加熱すればできる。
・活性炭は有機物を吸着させる。
・工学と理学の違いは,工学は実際に実用するための方法を実現する。理学は不明な原理を明らかにする。
・活性炭の表面積。
・活性炭は有機物を吸着させる。
・工学と理学の違い。
・オゾンがなぜいろいろなことを分解できるのか。
・どうやって毒のものと毒でないものを分けるのか。
・もっと工学の内容を知りたい。
・炭の作り方。
・活性炭が有機物を集める。
・活性炭を使って水をきれいにする。
・炭の作り方。
・活性炭が多いほど、きれいな水になる。
・汚い水がきれいな水になるまでの手順。
3.感想を自由に書いてください。
・工学と理学の違いなどがすごく面白そうだった。
・炭素だけで水をきれいにできるというのを初めて知った。
・活性炭という素材をどう活かすか考えたりし、学校の知識をもとにどうやって人々の役に立つかということを知ることができた。
・身の回りのことについて考えていることについて面白そうに思いました。
・いろいろなるほどと思うことがあった。
・科学に興味を持つことができた。
・活性炭によってこんなにも快適に水道を利用できているんだと思いました。
・他にもいろいろな事実を知りたいと思いました。
・とても面白かったです。まだまだ僕には知らないことがいっぱいなんだなと改めて思い知りました。
・自分たちが普段飲んでいる水道水を作る方法などが分かりよかったと思いました。実験を含めた話ですごく聞きやすく分かりやすかったです。今日はありがとうございました。
・実際に自分たちで活性炭を使って水をきれいにすることができたのが嬉しかった。
・炭のことが今日でもっとわかった。自分は機械に行きたいのでもっと工学の方に行きたいと思った。
・短い時間でしたが、実験などしてとても楽しかったです。これからもっと色々と勉強していきたいです。今日はありがとうございました。
以上
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授業計画と準備
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2015/04/20
研究講演しました。 「有機合成反応の周辺操作へのマイクロリアクターの応用」
京都大学マイクロ化学生産研究コンソーシアム
2015年度第1回全体会議および講演会 4月20日(月)
にて、研究講演しました。
「有機合成反応の周辺操作へのマイクロリアクターの応用」
http://www.cheme.kyoto-u.ac.jp/7k…/mcpsc/gyouji_20150420.pdf
2015年度第1回全体会議および講演会 4月20日(月)
にて、研究講演しました。
「有機合成反応の周辺操作へのマイクロリアクターの応用」
http://www.cheme.kyoto-u.ac.jp/7k…/mcpsc/gyouji_20150420.pdf
2015/04/17
研究講演しました。 「SPAN80を安定剤とするエマルジョンの電場印加法による解乳化」
食品新技術研究会 第17回例会
解乳化について -乳化・解乳化の基礎と先端技術-
解乳化について -乳化・解乳化の基礎と先端技術-
日時 2015年4月17日(金) 15時00分~17時30分
場所 東京海洋大学 品川キャンパス 7号館1階 多目的交流研修室
(品川駅港南口・東口から徒歩10分)
参加費 無料
場所 東京海洋大学 品川キャンパス 7号館1階 多目的交流研修室
(品川駅港南口・東口から徒歩10分)
参加費 無料
SPAN80を安定剤とするエマルジョンの電場印加法による解乳化
武藤明徳(大阪府立大学工学域化学工学課程、教授)
武藤明徳(大阪府立大学工学域化学工学課程、教授)
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